
オープン前にやってきた業者はさっそく白藤を捕まえて朝一のセックスの及んでいた。
店長がセックスしていようがワグナリアの支配者となっている業者のやることに異を唱える物など誰もいなかった。

「それじゃあ入れるっすよ。」

「あぁ。お前のチンポを私のマンコに入れてくれ。」

「あっ、そういえば!」

「……?どうしたはやく入れてくれ。」

「そういえば今日は例の新人さんが来る日だっけ?何時からっすか。」

「今日は夕方からだから出直した方がいいぞ。そんなことよりさっさと入れてくれ。我慢できん。」

「夕方かぁ~。うーんそれじゃ仕方ない……なっ!」

「んああっ!?」
言葉尻に一気に挿入され白藤は思わず悲鳴に似た喘ぎ声を発した。
このあと白藤で性欲を処理した業者はいったんワグナリアを離れ
夕方にもう一度戻ってくることにした。
PM6:00

「いらっしゃいませー。」

(おっ、これが噂の新人ちゃんかな?)

「御一人様ですか?」

「はい。」

「タバコはお吸いになられますか?」

「吸わないっす。」

「ではこちらへどうぞ♪」
業者は私服に着替え来店し、席に着いた。
普通に食事をとりながら松本の姿を見て、どういう風に自分の物にしようか考えていたのだ。

「よう。こないと思ったら飯食ってたのか。お前は金なんて払わんでもいいんだぞ?」

「たまには普通の客としてくるのもいいと思ってね。」

「そうか。」

「にしても新人ちゃんかわいいっすね!仕事もできるみたいだし。」

「松本だ。八千代がいなかったらどこでもチーフになれる女さ。」

「そっすか。」

「で?どうするつもりなんだ。あいつにも催眠かけるんだろ?」

「もち!あんまりここで話すと周りの目があるから、呼び鈴押したら新人ちゃんを寄越してもらえるっすか。」

「わかった。じゃあ後でな。」
食事を終わらせた業者は卓に備え付けの呼び鈴をならし店員を呼んだ。
ピンポーン
「松本。15卓が呼んでるぞ。」

「はーい。」

「お待たせしましたー。ご注文お伺いいたします。」

「あ、注文じゃないんすけどね。WEBクーポンあるから見せとこうと思って。」

「クーポンですか?」

(WEBクーポンなんてあったかしら?でもまぁ普通あるか。)

「これなんすけどね……。」
画面を表示されたスマートフォンを松本は覗き込むと
不思議なマークが浮かんでいて明らかにクーポンではなかった。

「……?」
とその時、画面のマークが不思議な輝きと共に光を放った。
ピカッ
「えっ?」

「……。」
これまで何人ものワグナリアスタッフを貶めてきた催眠の光で
松本はその場で虚ろな目になり立ち尽くした。
手に持っていた注文を受けるハンディーも床に落し完全に脱力している状態だ。
店内には他の客もいたが、数は少なく遠目の席に座っていたので気付かれはしなかった。

(どうやらうまくアプリを見せたようだな。)

「八千代ー小鳥遊ー。」

「はーい。杏子さんどうしました?」

「なんですか?」

「今業者が松本に催眠をかけてるから、お前らは他の客が松本を呼ばないように対応しろ。いいな。」

「任せてください♪」

「まったくあんな所で催眠をかけるなんて失敗してバレたらどうするんですか。」

「大丈夫よ。これまでだってうまく言ってるもの♪」
そんな会話がなされてるなか、業者は順調に松本に暗示をかけていた。

「はい……。それが普通です……。」


「-----ハッ!?」

「どうかしました?店員さん。」

「い、いえ!失礼しました。ご注文をどうぞ。」

「じゃあ店員さんのキス下さい。あま~いディープなやつ♪」

「は!?キ、キス!?」

「そ、そんなのメニューにありません!!」

(なんなのこの客!?セクハラじゃない!?)

「えー。でもさ、普通客にキスして欲しいって言われたらさ、キスするもんじゃない?フツーはさ。」

「えっ?」

「だって普通にマコドナルドでもスマイル下さいって言ったらタダでスマイルしてくれるじゃん。それと同じっすよ?」

「えっえっ?」

「フツーしてくれますけどね。普通の店員なら。」

(えっえっ?キスするのが普通?そ、そうだったの?で、でもそんなこと聞いたことないし。えっえっ?)

「いかがなされました?」
突然変な注文をされうろたえる松本の所へ八千代がフォローに来た。
もちろんフォローするのは松本ではなく業者の方だが、松本にとっては八千代の存在は大きな助け舟であった。

(こちらのお客様がキスをしてくれっていうんですよ。それが普通だって言うんです。これってセクハラですよね?)
小声で八千代に事情を話す松本だったが帰ってきたのは予期せぬ言葉だった。

「え?どうしちゃったの松本さん。お客様にキスを求められたらそれをするのが普通じゃない。」

「えっ!?」

「失礼がありまして申し訳ありませんお客様。私が変わりましてキスをさせていただきます。」

「なっ!?」
八千代は謝罪をするとそのまま業者にねっとりとしたディープキスをした。
その光景を見た松本は絶句するしかなかった。

「ちゅぱっれろれろ……んはっ。」

(嘘……!本当にキスしてる……!こ、これが普通だったんだ……。)

(他の客は全員席についてるな……。ったくあんな堂々とやるなんて気を使うこっちの身にもなってほしいよ。)

「ぷはっ。いかがでしたでしょうか。ご満足いただけましたか?」

「良かったけど、でも俺がお願いしたのはこっちの子っすからねー。正直不満っす。」
松本がキスを拒否していることを不満そうに言うと、
それを察した八千代は促すように松本に声をかけた。

「お願い松本さん。お客様もこう言ってるし、キスしてもらえないかしら?普通の接客だもの、何も怖がることはないわ。」

(普通……。そうだ、八千代さんもキスしてたし……普通ならやらなくちゃ……。普通ならキスしたっておかしくないわよね。)

「わ……わかりました!そ、そうですよね、言われてみれば普通の接客ですよね。きき、キス……させていただきます!」
意を決してキスを承諾する松本の姿に八千代は一瞬黒い笑みを浮かべたが
それに今の松本が気付くはずもなく、緊張しながらも業者にキスをした。

「し、失礼します!……ちゅっ……ちゅぱっ……。」

(あぁ……もうすぐこの子も業者さんのモノになるのね……。仲間が増えるってうれしいわ♪)

(キスしてる……。うぅ私のファーストキス……でもするのが普通なのよね……はやくファーストキスしておくんだったな……。)

「れろ……ちゅっちゅっ……じゅるっちゅぱっ……」
松本はもう観念したようにディープキスに集中した。
涙を流しそうになったが、普通の接客で涙を流すなんてありえないので
必死にこらえていた。

「んはっ。ふー、初めてにしてはまぁまぁ気持ちいいキスだったっすよ。ごちそうさん♪」

「は、はい……!ありがとう……ございます!」

「今日はこれで帰ろうかな。お会計お願いします。」

「わかりました。レジまでどうぞ。」
松本にそのままフロアの接客を任せ八千代は業者をレジまで誘導した。

「1220円になります。今日はこのまま帰られますの?」

「そんな寂しそうな目しないでよ。この後ちょぉ~っと用事があるんすよ。」

「そうですか……。」

「あ、あと新人ちゃんの後の調整は宜しくね。キーワードは''普通変態麻耶''だから。」

「わかりました♪業者さんのお気に召すように調整します♪」

「たのむね。じゃあ。」

「ありがとうございましたー♪」
深々と頭を下げて業者を見送った八千代はバックヤードに松本を呼んだ。

「さっきは助けてもらってありがとうございます。お客様にキスするなんて普通のことをわかってなくてすいませんでした!」

「わかってくれればいいの。ところでね。」

「はい?」

「普通変態麻耶」

「あっ……。」


「ふふふ……。どんな暗示をかけようかしら……。」
翌日
「はぁ~~。」

「松本さんため息なんてついてどうしたんですか?」

「伊波さん。実は……ちょっと悩んでることがあるのよ。」

「松本さん悩み?私達にできることならなんでも言ってよ!」

「うーん……ここだけの話にしてくれる?」

「もちろんだよ!秘密は絶対にもらさないよ!ね、伊波ちゃん。」

「もちろんですよ。」
松本は少し考えたのち、恥ずかしそうに悩みを打ち明けた。

「実は……私、処女なのよ。普通この年なら処女じゃないじゃない?だから……。」

「ええっ!?松本さん処女なの!?」

「声!!もっと小さい声で驚いてよ。誰かに聞かれたら普通に困るんですけど!」

「ご、ごめんなさい。」

「あはは……結構重い悩みですね。」

「そうでしょ?かといってなかなか相手がいなくて……。」

「松本さんは入って日が浅いから知らないかもだけど、ワグナリアの女の子はみんな同じ人に処女捧げてるよ!」

「えっ!?そうなの?伊波ちゃんも?」

「はい。他にも店長や八千代さんに、他の女性スタッフはみんな同じ人に処女を捧げてますよ。」

「ええー!あの二人も!?」

(年増の店長はともかく、八千代さんは処女だとばかり……)

「……ってことはワグナリアで処女って」

「松本さんだけだね!」

(そ、そんな!私だけが処女……い、嫌!私だけみんなと違うなんて。私は普通で平凡でなきゃ……!)

「ね、ねえ!そ、その差支えなければでいいんだけど、みんなが処女を捧げた人ってどんな感じなの……?」

「ちょっと不思議な雰囲気があるけど、優しい人ですよ。」

「そうだね。私のことも小っちゃくないって認めてくれたし!」

「私は男性恐怖症だったんですけど、気にしないよって言ってくれて。とっても嬉しかったです。」

「へ~。そうなのね。普通な感じの人?」

「普通も普通だよ!見た目もへーぼんだし。」

「まぁちょっとエッチですけどね。
……そこがいいんですけど。」

「そ、そうなんだ。普通……普通かぁ~。」

「松本さんも頼めば処女もらってくれると思うよ!」

「ほんと!?」

「松本さんかわいいから絶対大丈夫だよ!」

「さっそく明日ワグナリアに呼びますね♪」

「えぇっ!いきなり明日!?」

「こういうのは早い方がいいですよ。処女なんて普通じゃないんだし……。」

「う、確かに……。」

(もうひと押しだね、伊波ちゃん。)

(うん。)

「それにみんな彼に処女を捧げてるのに、例えば松本さんだけ別の男の人に処女あげちゃうなんて辺ですよ。」

「みんなと一緒の人に処女をあげちゃえば周りからも普通に見られると思うよ。」

「ホントに!?普通に見られるようになるかな!?」

「うん!だってワグナリアの女の子は彼に処女をあげるのが普通だもん!ね、伊波ちゃん?」

「うん。だから松本さんも彼に処女を捧げて、私たちと一緒になりましょうよ。それが普通ですよ。」

「そ、そうよね!じゃあ伊波さん、明日その彼呼んでおいてもらえるかしら。」

「わかりました♪」

「ふふっ♪」
その後松本は翌日に控える処女喪失が楽しみなのか、嬉しそうに仕事をしていた。

「年増が嬉しそうにしている……。」

「ふふっ。上手くいったみたいね♪」

「あぁ、業者さんの物になるように暗示をかたんでしたっけ。」

「そうなの♪松本さんが自分から業者さんに体を差し出すように頑張ったわ♪」

「そうですか。業者さん喜ぶといいですね。」

「そうね。じゃあ私休憩入るから、よろしくね小鳥遊君。」

「はい。」

(チーフそういうの不器用そうだったけど……うまくできたんだろうか。)
AM6:50 ワグナリア
「おはようございます。」

「ん?お前今日シフト入ってたか?」

「休みだったんですけど、伊波さんに代わってもらったんです。」

「あぁ。八千代が言ってた業者に処女をやるって話か。」

「はい♪みんなその人に処女を捧げたって聞いたんで、私も同じになろうかと思って。」

「そうか。ちゃんと下の毛処理してきたんだろうな。」

「あ、あたりまえじゃないですか!初エッチだし、念入りにやってきましたよ。」

「ならいい。ところでお前、セックスをエッチなんて言うな。」

「え?」

「エッチなんて言い方をするのは子供だけだ。大人なら普通セックスというぞ。」

「うっ……わかりました。」

「それとな、膣はマンコ、男のイチモツはチンポだ。それが普通だからな。」

(マンコと……チンポ……。)

「は、はい!わかりました。」

「ちゃんと口に出して言ってみろ。マンコ、チンポだ。」

「えっと……
マンコ、チンポ……。」

「聞こえるように言え。こんな程度で緊張してたら本番で失敗するぞ。」

「し、失敗……。」

「そうだ。誰だってぶっつけ本番じゃ失敗するだろ。何事も本番前に練習するのは基本中の基本だ。」

「わ、わかりました。マンコ……チンポ……。」

「もっとシャキっと言え。マンコ、チンポ。」

「マンコ、チンポ。」

「もっと大きな声で。マンコ、チンポ。」

「
マンコ!チンポ!」

「良いぞ。もう一回声を張ってマンコ、チンポ!」

「
マンコ!チンポ!」

「ラストにもう一回。マンコ、チンポ!」
「マンコッ!チンポッ!」

「よし。いいだろう。言えるじゃないか、その調子で本番も頑張れ。」

「ハァ……!ハァ……!あ、ありがとうございます……?」

(こんな大きい声出す意味あったのかしら。)
大声で練習する松本の姿を予定通りやってきた業者は見ていた。
朝っぱらから卑語を叫ぶ松本の姿に笑うのをこらえながらバックヤードから見ていたのだ。

(プッ!店長もへんなことやらせてんなぁ。にしてもやっぱ可愛い子に変態的なことさせるのっていいっすねぇ♪こりゃあとで店長にご褒美あげなきゃかな。)

「ちっす!おはよーっす。」

「おう。きたか。」

「ういっす!新人ちゃんの処女もらいにきたっす。」

「その前に私を食べないか?松本だけじゃ満足できないだろう。」

「いやぁー今日はこの後の予定も詰まってるんで、新人ちゃんとしますわ。」

「そうか……。」
すっかり業者とのセックスにハマってしまった白藤は残念そうだった。
最近ではセックスのことばかり考えているせいで、食事の量が減ったほどだ。
その影響でパフェを作る機会が減った八千代は、代わりに新しいプレイ方法を考えては
白藤に提案するという新たな楽しみを作っていた。

「そう残念そうな顔しないでよ。おもしろいもん見れたから、今度ご褒美やるっすよ。」

「ん?あぁ、そうか。……楽しみにしてるぞ。」

「じゃあ新人ちゃん呼んでくれます?」

「わかった。」
白藤は松本を呼ぼうとしたが、フロアの掃除をはじめていたので業者をフロアに移動させ対面させることにした。

「松本。こちらがワグナリアの女がみんな処女を捧げた男だ。」

「ははは、はじめまして!松本麻耶です。」

(この人が……確かに普通な感じ……。)

「はじめまして。業者っす。」

「業者さんですか。えっと、お名前は?」

「あ、業者さんでいいっすよ。あんまり人を詮索しちゃだめっすよ。」

「ご、ごめんなさい。わかりました業者さんって呼びますね。」

「じゃあ俺は麻耶ちゃんって呼ぼうかな。」

「はい。」
自己紹介が終わると業者はチラっと白藤の方に目線を送り、席をはずすように促した。

「じゃあ私は開店準備をするから、あとはお前らで好きにやれ。」

「ほーい♪じゃあ、麻耶ちゃんはじめよっか?」

「は、はい!」

「じゃあそこの席座って。あ、エプロンは脱がしづらいから自分脱いでね。」

「わかりました。」

(あぁ……これから処女をこの人に捧げるのね……。ちゃんと最後まで普通にできるように、ちゃんとやらなくちゃ……!)


「緊張してるんすか?体が震えてるっすけど。」

「そそそそんなこと!ないっ……ですよ!」
セックスを前にしてやはり緊張と不安が強いのか、松本の体は震えていた。

「そーゆーときはこうすれば緊張もとけるっす……よ!」

「んんっ!?」
片手でグイッっと顔を引き寄せるとそのまま唇を奪った。
突然のことで驚いたようだが、舌を絡めると体の力が抜けるのを感じた。

「ちゅっ……んっ……。」

「んはっ。へへっ、どうっすか?緊張なくなったでしょ?」

「はい……。業者さんのキス上手で……力抜けちゃいました……。」

「俺も気持ちよかったっすよ。」

「んんっ……。」
早くも目をトロンとさせる松本の唇を再び奪い
キスをしながら胸のボタンを外した。

「じゅるっ……ちゅぱ……」
ボタンが全て外れると、ブラにつつまれた胸があらわれ業者は優しい手付きで胸を触った。

(思ったよりデカっ……。店長といい勝負だなこりゃ。)

「ちゅっ……んあっ……んんっ!。」

(胸……ブラの上からでも……感触が伝わって……乳首こすれて……)
少し感じ始めたのを確認して、ブラを上にずらして直接胸を触った。
乳首は綺麗な色をしており、胸の大きさの割には小さく形の整ったものだった。

「ひゃんっ……んあっ!」

「乳首、気持ちいいでしょ。」
松本は軽い喘ぎ声を上げながら頭を縦に振った。

(直に触られると……ビクッてなっちゃうわ。自分で触ってもこんなに刺激なかったのに……気持ちいい……。)

(ふふっ。感度上げる暗示は入れてないはずだけど、なかなか感じやすい体質みたいっすね。)
緊張もほぐれ、体の力を抜いて業者に身を傾ける松本は目を閉じて俯きながら感じていた。
ロングの割に露出している耳に息を吹きかけると驚いたように声を上げた。

「ひゃああん!?」

「おっと。びっくりさせちゃったっすか。」

「い、いえ……。ちょっと刺激が強かっただけです。」

「まぁ普通びっくりするしね。」

「あ……じゃあびっくりしました。」

「麻耶ちゃんって面白い子だね。」
麻耶の普通という単語への反応に少し笑いつつ、業者は舌を耳へと這わせた。

「あひゃん!?」

「気持ちいいでしょ?」
耳たぶから耳の穴へと舌をなぞらせると、松本は乳首を触られた時よりも大きい喘ぎ声をあげた。

「あっあっ……んんっ!ああっ!」

「耳が弱いんすね。感じるでしょ。」

「はい……んっ……耳……気持ちいいです。」

(あぁ……これヤバイかも……耳……すごい……いい!)
耳が性感帯なのか、松本の秘所は耳を舐められだしてから急速に湿りだしていた。

「ひゃうんっ!?」
耳を甘噛みしながらスカートの中に手を入れ、パンツを触るとと松本は思わず声を上げた。

「ふふ……耳で感じて濡れちゃんったんだ?エッチなんすね麻耶ちゃん。」

「そ、そんなこと言わないで……下さい……。」
塗れていることを指摘され、顔を真っ赤にして俯く松本の無防備な首筋を
耳から下すように舌を這わせて舐めた。

「ああんっ!ひゃっ……あっ……あっ……んひゃん!」

(舐められるの……気持ちいい……!だめ……どんどん濡れてきちゃう……!)
濡れやすい体質なのか、さらに湿り気を増したパンツは外からちょっと触れただけで愛液が手に付くほどだった。

(舐められるのに弱くて、濡れやすいって感じっすかね。)
首筋から這わせた舌をそのまま唇に持っていき再びキスをした。
同時に手をパンツの中に入れて直接触ると想像以上に湿っていた。

「んちゅっ……じゅるっ……あんっ……」

(直接触られてる……指が……中に……ッ……)

「ぎょ、業者さんっ……あっ……ひゃん!」

「うん?」

「ゆ、ゆび……んんっ!……だ、だめ……」

「んー?何がだめなんすか。」
くちゅっくちゅっ

「あんっ……だ、だから……ゆ、ゆびんひゃああん!?」
既に洪水のアソコを触られるのが恥ずかしかったのか、
感じるのが怖かったのか、とにかく一度指を抜いてもらおうと思った松本だったが
急にこれまで感じたことのない刺激が体を襲った。

「んひゃああっ!?ああんっ!んああ!ひゃっ!これ……クリ……クリトリんひゃあ!?」

「おー。すっごい感じ方っすね。麻耶ちゃんはクリの感度も抜群……と。」

「だめぇえ!ほんとっ……やめ……うあっああん!こ、こわい……こわいの……」

「怖い?なに言ってんすか、セックスするのに気持ちよくなるなんて普通っすよ。」

「で、でも……。」
目を潤ませて懇願する松本を見て業者はクリトリスを弄るのをとめた。

「はぁはぁ……!ご、ごめんなさい。こ、これ感じすぎちゃって……その、体も……頭も……変な感じになっちゃいそうで……。」

「そっすか。」

「できたら……ほ、ほかの所をさわってんひゅうんんあああん!?」
弄るのをとめてもらい気を抜いていた松本のクリトリスを先程よりも強くコリコリと触りだした。
緊張や快感に対する抵抗で気持ちを張っていた先程と違い、気が抜けた状態で受けるクリトリスの快感は
松本に耐えられるものではなかった。

「ひゃあああん!あっあっ!あああん!ら、らめええええ!?」

「1回イッてみるといいっすよ。世界観変わるって。」

「はあん!あっ……ひゃ……りゃめ……もうあひゃま……あああ!」

「イク時はちゃんとイクって言うんすよ。それが普通っす。」

「んひゅうああ!いっ……イク!いっちゃああうううううう!んああああ!イクぅぅうううう!」
絶叫と共に激しく体を揺らしながら松本は絶頂した。
あまりの刺激と絶頂の凄さに松本は失神してしまっていた。

「麻耶ちゃんイキ顔もかわいいっすね。ってかこの感じ方はひょっとして……。」
あまりの感じ方に違和感を覚えた業者がバックヤードの方に目をきると
八千代がグッと両手を握り小さいガッツポーズをしていた。

「あぁなるほど……そういうことっすか。」
別にそうするよう八千代に指示したわけではなかったが
これはこれで面白いと思った業者は目の前でぐったり気絶している松本の体を楽しむことにした。


「んんっ!!」

「やっぱ痛いっすか?でもすぐ慣れてくるから大丈夫っすよ。」
業者の男は気を失った麻耶の腕を結んで固定し、口に詰め物をして無抵抗のアナルを貫いていた。
当然麻耶は痛みで目を覚まし、何が起きているか理解したが手を縛られていては抵抗することもできなかった。

「んんー!んんんー!!」

(おしりの穴でエッチなんて、ふ、普通じゃないないじゃない!?こ、こんなの私が思うのと違うわ……!)

「アナルセックスなんて普通じゃないと思ってるでしょ。普通のセックスがしたかった?」
松本は首を縦に2回振って意思表示をして、普通のセックスを求めたが業者が考えていたのは麻耶の想像の斜め上を行くものだった。

「このまま普通にエッチしても良かったんだけどね、気絶してる麻耶ちゃん縛ってたらいろいろアイデア浮かんじゃってさ。」

「……?」

「で、これから麻耶ちゃんにはアブノーマルな人生を歩んでもらおうかなって思ったんすよね。」

「んんっ!?」

(ちょっと……この人何言ってるの!?)

「例えばセックスならアナルしかしないとか、ブラジャーの代わりに絆創膏しかつけないとか。マイカーにトラクター買うってのも変人っぽくていいっすね。ワグナリアにトラクターで通ったりしたらすっごい笑えると思わないっすか?」

「~~~!?!?」
非常識なことはもちろん、人に笑われたり異常と思われる行為を極端に嫌がる松本にとって業者の言ってることはありえないことだった。
もっとも今の麻耶は業者が催眠術で自分の心を自由に操れるとは思ってもいないので、拒否すれば済む話だった。

(なんなのこの人……ふ、普通じゃないわ!)

「まぁまぁ、そんな嫌そうな顔しないでよ。」
ジュプッニュプッ

「んんっ!?」

「それにアブノーマルな人生はきっと楽しいっすよ。見てる方はもっと楽しいし。」
グチュッジュプッ

「んん、んっ!ん~~~ッッッ」
話しながらも腰の動きはとまらず、アナルの中をかき回され松本は痛みもあって話を聞くどころではなかった。

(いやぁああ!なんでっ、どうして?普通にオマンコにチンポを入れてもらって、普通のセックスをするはずだったのに……。)
ビュジュッブジュゥジュブッ

「おお……!最近アナルやってなかったから、すご……!」

「んんんー!」
ジュプッニュプッ

「くっ……!出るっ!アナルに、出すっすよ!」

「!?」

(だめぇ~!精液はオマンコに出すのが普通なのに~~!!)

「ううぉ!」
ドプッドピュッ!
「んんんーー!?」

(いやああああ~~!!お尻の中に出されてる~~~!!)

「ふぅー。あぁ気持ちよかった。やっぱアナルもたまにはいいっすね!」
業者は満足したようで、麻耶の口の詰め物を取った。

「ハァハァ……!あなたなんてことしてくれたのよ!?せっかく普通のセックスできると思ったのにお、お尻の穴なんかにいれて!!」

「まぁまぁ……。」

「しかも精液までお尻の中に!?ジョーダンじゃないわよ!今からでも普通にオマンコに入れて頂戴!私は普通のセックスがしたいのよ!」

「ふつーっすか?」

「そうよ!普通のよ!」

「普通ねぇ……。まぁいいや!思いついたら即実行が俺のもっとーだし、麻耶ちゃんには普通じゃない人生をプレゼントするっすよ♪」

「何言ってんのよ!?そんなものいらないし、絶対お断りよ!」

「それが俺にはできちゃんだなーこれが。普通変態麻耶。」

「えっ……。」
キーワードを言われた麻耶は一瞬にして催眠状態になってしまった。
意識は遠のき、全てを受け入れる状態に。
――――――そして
わたしの名前は松本麻耶。
常識もなければモラルもない。異常な人生を送る、とにかく普通じゃない18歳。
数々の異常神話を持つわたしのことを皆、松本異常麻耶と呼ぶわ。
今も一見普通にバイトをしているように見えるけど、下着の代わりにオムツを履いているの。
トイレを使うなんて普通なこと私はしないもの。もし使うなら男性用トイレね。
通勤だって普通じゃないわよ。
ホッピングと一輪車を日替わりで使い分けてここまで来てるの。しかもノーパンで。
そりゃもう毎日変な目で見られてさいっこーの気分よ。
夏になったら水着でくればさらに普通じゃなくなるわね。想像しただけで興奮しちゃう。
将来の夢は普通じゃない旦那様と普通じゃない人生を歩むこと。
今は普通じゃない御主人様がいるから結婚できないけど、年取って飽きられたら小汚いホームレスに売り飛ばされちゃうんだって。
あぁ~女の子が男の奴隷にされて最後は捨てられるなんて最高に普通じゃないわ
)
このワグナリアも職場としては最高なの。
なにがってとにかくスタッフが普通じゃない、アブノーマルもアブノーマル。

まずは店長の白藤杏子さん。
とにかく異常な大食いなんだけど、これがもう凄いの。
体の体積なんて無視して食べるんだから。なのにまったく太らないってそんなの普通ありえる!?
まぁ最近は御主人様の子供を身ごもったせいでお腹でてきたみたいだけど今の所ほとんど変化なしね。

次は御主人様のボディーガードも兼任している轟チーフね。
全員御主人様の奴隷だったり恋人だったりするワグナリアのスタッフを束ねる人。
真面目だし優秀なんだけどなんと普段から刀差してるのよ!
この現代日本で刀よ!?刀!普通じゃないわよね。
ワグナリア一のフェラテクを持つ彼女の口でクリトリスを吸われると一瞬でイッちゃうわ。
店長とのレズプレイ見せてもらったけど、女同士であんなに感じあえるなんてすごいの一言ね。

この子は種島さん。名前はぽぷら。
異常なちっちゃさと普通じゃない名前。
存在そのものが普通じゃない素敵な存在よ。
この身長にあの大きさの胸を搭載しているというのも普通じゃないわね。
御主人様の女ではめずらしくペット枠なの。
最近じゃ日本語を喋るの禁止されたらしくていつも何が言いたいのかわからないのよね。
まぁそれが異常でいいんだけど♪

こっちの大人しそうな子は伊波まひるさん。
なんと男性恐怖症なのに御主人様の奴隷をやっているという特異な存在。
腕力も凄くて近寄る男はかったぱしからぶん殴るワグナリアの戦闘要員よ。
お母さんも最近ワグナリアで働き出してこれまた美人なんだけど、御主人様に女性恐怖症にされちゃったらしいわ。母子そろって大変よねぇ。
最近は伊波さんとお母さんどっちか先に妊娠した方が恐怖症を解いてもらえることになったみたいで
いつもバイト終わりは御主人様の取合い。母子で罵り合ってる姿は異常で本当に微笑ましいわ。

そうそう。この子の紹介を忘れたらだめよね。
彼女は小鳥さん。本名は小鳥遊宗太って言うんだけど、あまりに女装が似合うから男性スタッフで唯一ワグナリアに残った人なの。
女装店員ってだけでも普通じゃないのに、女装趣味にされた挙句ついにこないだ性転換しちゃったの!
あれにはさすがの私も驚いたわ。今の所私が決めるワグナリアのアブノーマルMVPは彼女かしらね。
最近は豊胸手術とかであんまり出勤しないレア店員だけど、すっかり筋肉も落ちて女の体になったからそろそろ抱いてもいいかなって御主人様が言ってたわ。
小鳥さんにもかわいい姉と妹が4人もいて、みーんな御主人様に変態性癖を植え付けられちゃったんだって。
どんな内容なのか知らないけどとにかく普通じゃないのは間違いないし、素敵な家族だわ。異常で。
あぁ……!いけない催してきちゃった。
んんっ……おしっこ……あぁんっ
ん、ああんっ♪
ふふっ、たくさんでてるわ。オムツでおしっこを楽しむために普段からいっぱい水分取ってるんだもの……
んっ、あ、ああっ……これぐらい出るのは当然よね。
……ふぅー、すっきりした。
もう一回おしっこしたらオムツ交換しなきゃね。
今私のマイブームは一人で来たお客様にこのおしっこ付オムツをお土産としてプレゼントすることなの。
もちろん催眠アプリでいろいろ思考は書き換えてだけどね。
女なら私と同じで常にオムツ着用の変態に、男ならおむつオナニーしかできないこれまた変態にしてお帰りいただくわ。
今30人ぐらいだけど、目標は100人ね!街に100人も変態がいるかと思うとほんとに興奮しちゃう。
異常って本当に―――――――最高♪。
- 関連記事
-