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Author:regza
回転寿司で味噌汁は今日何がありますかって聞いたら
「あら汁」と「かに汁」あと……「ブラジル」って言われました。

思わずフフッって笑ってしまった自分が悔しい。

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[2ch]『無くした居場所と』

※2chスレより


自慢じゃないが僕こと小泉友哉(コイズミ ユウヤ) は不幸だと思う。

現在高校2年なんだけれども、体型はちっちゃくてひょろい。
具体的な数値は明記したくない感じだ。
おまけに童顔だからよく中学生に間違えられる。
というか中学生にカツアゲされる。


憩いの場であるはずの家も結構な修羅場だ。
両親と3人で暮らしているはずの家だけど、今は僕しかいない。
今というより、ほとんど僕しかいない。

両親は外に新しい恋人を作って、滅多に家に寄り付かない。
たまに帰ってきても、わめき散らしてまた出て行くだけだ。

その発端が、父親の浮気か母親の浮気かはもう忘れてしまった。


学校でも酷いものだ。
小学校から数えて11年学校に通っているが、その内10年はいじめられているだろう。

別に僕が何をしたって言うわけでもない、ただなんとなくいじめられていた。

特定の奴以外には暴力を振るわれることもなく、金を取られることもなかった。
ただシカトされる。僕にとって学校とはそんな場所だった。

そんな学校だったから、特に行きたいわけでもなかったけど最近は楽しかった。

僕を気にかけて、よく声をかけてくれる女の子がいたんだ。
須藤渚(スドウ ナギサ) さんといって、とてもかわいくて優しい子だった。

何かあるたびに声をかけてくれていた。優しくしてくれた。
そんな彼女に僕はどんどん惹かれていって、ついに気持ちが抑えられなくなっちゃったんだ。
今思うと、何をそんなに舞い上がってたんだろうと思うけどね……。

とにかく、抑えられなくなった気持ちを伝えるために僕は手紙を書いたんだ。ラブレターって奴だね。
それを須藤さんの鞄に入れたんだ。返事は明日くださいって書いてね。

正直OKがもらえるとは思ってなかったけど、それでも良かったんだ。
振られてもいいからって考えで出したわけだしね。

でも……
次の日の朝、須藤さんの机に入れたはず手紙が、黒板に張り出されてたときのショックは決して少ないものでは無かったよ。


それから良く覚えてないけど、気づいたら家でベッドに突っ伏してたよ。

時計を見ると昼前だったから、あの後すぐに家に帰ってきていたみたいだ。

「明日からどうしようか……」

気が付くとそんなことをつぶやいてた。

正直ラブレターの件はショックは大きかったけど、それ以上に明日から学校に行けないだろうと言うことが問題だった。
家でも外でも居場所の無い僕にとって、学校には須藤さんが居て、僕の唯一残っていた居場所だった。
それすら無くなってしまうともうどうして良いか分からない。

ピーンポーン

そんな事を考えていると玄関でチャイムが鳴った。
当然誰もいないので、僕が出るしかない。
平日の昼間からどうみても学生の僕が対応に出るのも嫌だけど、ほっとくことのできない性分なので一応出る。

「はい」

受話器をとり、インターホンの画面を見ると見たことのある顔が映っていた。

「よお」

「影沼君……?」

そこに居たのは、同じクラスの影沼景一(カゲヌマ ケイイチ)君だった。

同じクラスといってもほとんど話したことはないし、そもそも彼はクラスで一人で居ることが多いので他の人と話しているのをあまり見ない。
その彼がなぜうちに来たのだろう?

それも平日の昼間に。

「とりあえず、入れてくんねぇ? あっちぃし」

影沼君は特に僕をいじめてた訳でもないので、とりあえずあがってもらう事にした。

「どうぞ」

とりあえず居間にあがってもらって麦茶を出すと、影沼君はマジマジと僕の顔を見てきた。

「な、なに?」

「意外と元気そうじゃねえか」

どうやら影沼君は布団を被って泣いている僕をぞ想像していたみたいだけど、僕の不幸に対する耐性は並大抵のものじゃない。
なにせ経験値が違う。

「ふ~ん、なかなか苦労しているみたいじゃねえの」

なんか心を読まれた感じがして嫌だった。

「まあ、落ち込んでないなら話は早え」

影沼君は身を乗り出してこう続けた。

「クラスの奴らに復讐する気はねえか?」

復讐

影沼君はそう言ったが、何をしようというのだろうか?
不幸の手紙を書いたり、無言電話を掛けたりするのだろうか?

「ククク、そんなかわいいモンじゃねえよ」

ならば、犯罪に手を染めるようなことだろうか?
正直犯罪は勘弁だし、そこまでクラスメイトを憎んじゃいない。

「はぁ? マジかよ、そりゃぁお人よしにもほどがあるぜ」
憎んでいないものはしょうがないじゃないか。それより僕が困っているのは……
「なるほどねぇ、自分の居場所か……。ずいぶん哲学的な考えをお持ちで」

そう、居場所が……。はて? 僕はさっきから考えを口に出していただろうか?
どうもさっきから僕の考えに影沼君が答えているように感じる。

「クックック、やっと気づいたか」
「え? どういうこと?」

すると影沼君はちょっと思案したあと、こういってきた。

「お前、超能力って信じるか」

なんだろう、話の流れが唐突過ぎる。
さっきまでの話の流れとまるで繋がらない。
繋がらないが、無理やり繋げてみると……

『影沼君は超能力を持っていて、僕の考えが読める』と言うことになるのだろうか?

「半分正解。いやぁ意外と物分りが良くて助かるぜぇ」
「半分?」
「そう、確かに俺は能力を持ってるし、お前の考えていることも分かる」

じゃあ完全に正解なんじゃ……?
「慌てんな。続きがあんだよ」

続き?

「ああ、それはお前にも能力があって、お前の考えていることが分かるのは俺の能力じゃなくてお前の能力だって事だ。」

「は? え、うえぇ!?」
今度こそ頭の中が真っ白になった。

「いや~、お前と同じクラスになったときから変な感じはしてたんだけどな」

硬直している僕を無視して、影沼君はしゃべり続ける。
「お前が能力者だと分かったときに、あの事件だろ? 慌てて飛んできちまったぜ」

影沼君はなんとも嬉しそうに話していたが、急にまじめな顔になると僕ものを見て聞いてきた

「で、だ。お前の能力について聞きてえか? っっても俺のわかってる範囲だけどよ」

僕はコクリと頷くのが精一杯だった。


僕の能力っていうものは、一般的にいうところの『テレパシー』らしい

でも漫画や小説みたいに便利なものじゃなくて、むしろ制御できていない今の状態だと
能力が垂れ流し状態で、僕の考えは回りに微妙に漏れているという話だ。
『テレパシー』というより『サトラレ』って感じだ。
自分の頭の中に他人の意思が入ってくるって言うのは非常に不快なものらしくて、それが僕のいじめの原因になっていたようで、正直良い気はしなかった。

さらに僕の『テレパシー』は非常に微弱なもので、制御できるようになってもほとんど意味は無いらしい。
さっきまでのやり取りも影沼君が必死に聞き取ろうとして、やっと聞こえていたらしい。
しかも人の考えは読めない。どこまでも使えない能力だ。

信じられない話ではあったが、思い当たる節がありすぎる。


そして影沼君の能力についても教えてもらった。
影沼君の能力は『相手の思考の停止』を行えるとの事。

相手の思考、感情といったものを数秒停止させることができて、
停められる時間は、相手の抵抗力にもよって変わるけど大体5秒~30秒程度しか停められないという話だ。

話を聞いただけじゃ良く分からなかったけど、影沼君に

「ちょっと時計を見てみろよ」

といわれて時計を確認すると

11:24:12

そのあとすぐに影沼君に呼ばれて、影沼君を見るとフワッとなんか変な感じがした。
すぐにもう一度時計を見てみると

11:24:29

なるほど確かに僕の認識と10秒ちょっとの誤差がある。
僕の思考が10秒ちょっと止まっていたのだろう。
すごいことだとは思うけど、この能力にもあまり意味は無い様に思える。

すると影沼君はニヤリと笑い

「そうだな、大して意味のある能力じゃねぇ、せいぜい喧嘩で使ったり、ちょっとした悪戯程度のもんだ」

確かにそうだ、1対1の喧嘩なら無敵だろう。しかしそれだけだ。

「てめぇの能力にしたってそうだ。意味なんかありゃしねぇ。逆にイジメの原因になってたくらいだからな」

これも確かにそうだ。正直こんな能力あっても何もうれしくない。
得した記憶も何一つ無い。

しかし、影沼君は驚くべきことを言い出した。

「だが、俺とお前の能力を合わせりゃ何でも出来るぜ」

「何でも?」

思わず聞き返してしまった。
悪戯程度しか出来ない影沼君の能力と、本当に何の役にも立たない僕の能力で何でも出来るって?
ちょっと信じられない。

「お前の考える居場所ってのも作れる」

でも影沼君の自信に満ちた態度は崩れない。

「でも、どうやって?」

そこが重要だ。
能力も見せてもらったし、影沼君の事もある程度信用しているけども、肝心の方法を聞いておきたい。

「そいつはお前が協力を約束してからだ」
「安心していいぜ、どっちが上でも無い完全な協力体制だ」
「なにせお互いに単体じゃほとんど意味が無い能力なんだからな。覆しようの無い完璧な盟約だぜ」

「さぁ……どうする?」

畳み掛けるように影沼君が聞いてくる。
考えよう。これはきっと悪魔の誘いだ。
これが嘘だったとしても、本当の事だったとしても失うものはあるだろう。

なら失って惜しいものはあるか?
答えはNOだ。
家族、友達、学校、もはやどれも僕にとっては無価値なものだ。

なら答えはひとつだった。

「……乗るよ」

いまさら失って惜しむものなんて何も無い。
ならば積み上げよう。
新しく築こう、僕の居場所を。

その為には

「くだらないあの学校を、教師を、クラスメイトを壊そう」

「ああ、ぶっ壊して築こうぜ。俺とお前の城をよぉ!」

僕の口が今まで作ったことの無い笑みの形になっていた。

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