アークエンジェル艦内

「まったく。艦長の民間人に対する対応は甘すぎる……!」

「ふひっ!そこの軍人さん、ちょお~~っと道を教えてほしいんですけどね!」

(やれやれ、また民間人が入り込んだか……しかし良くこんなところまで入り込むものだ)

「ここは軍の機密ブロックです。案内するのですぐに民間ブロックに移動してください。」

「ひひっ!すいませんねぇ。道案内の御礼に、いいものを見せてあげますよぉ。」

「ここは軍の機密だと言っただろう!そんなのはいらないからさっさと出て行くんだ!」

「気の強い軍人さんだなぁ~。これですよ……ホラ!」
ピカッ 目の前の男が突然見せたペンダントの光にナタルは急速に自我を失い、暗い闇の中に落ちて行った。

「なっ!?……きさ……ま……。」

「ぐむふふふふ!油断しちゃいましたねぇ!気の強い軍人さんもこの催眠ペンダントにかかればイチコロですねぇ。「とりあえずここでは人が来ますから、あなたの部屋に行きましょうか!」
そうやって男は催眠状態のナタルを自室につれていった。

「ん……。」

「目を閉じて……。あなたは今、とても、とても深いところにいます。」

「はい……。とても……深い……います……。」

「どんどん深いところに行きます。普段あなたが行くことはない、自分自身の一番深いところです。」

「自分自身の……一番……深い……。」

「いいですよぉ。そのまま……そのまま一番深いところにたどり着いたら、あなたは目を開けることができます。」

「……ん。」
10秒くらいたつとナタルは瞼を開けたが、その瞳は普段では考えられないほど虚ろで、焦点の定まらないものだった。

「ふっふっふっふ・いいですねぇ、その虚ろな瞳。あなたは、今、一番深いところにいますね?」

「はい……。」

「その一番深いところはあなたにとってもっとも大切なところです。その大切なところに言われた言葉はあなたにとって最も大切な真実となります。」

「もっとも……大切で……真実……です……。」

「そうです!これから私があなたに言うことは何よりも大切な真実の言葉です!
その言葉があなたにとって真実となったら、復唱して、最後に了解しましたと言ってください。」

「真実になったら……。復唱して……了解……。…………了解。」

「グフフ、それでは暗示をかけるといたしますかぁ~♪」

「あなたは、これから<油断してる軍服>と言われると、どんなときでもこの深いところにいる状態になります。」

「油断してる軍服……どんなときでも……深い……了解。」

「あなたはこれから目を覚ますと僕に自己紹介をします。それがあなたの任務ですからなんら疑問に思うことはありません。」

「自己紹介……します……。疑問に思いません……。了解」

「僕の質問にはどんなことでも軍人らしき正直にはっきりと答えます。」

「どんなことでも……正直にこたえます……。了解。」

「自己紹介に必要なことを僕に求められたら、あなたは必ず言うとおりにしましょう。」

「自己紹介に必要なら……言うとおりにします……。了解。」

「最後に僕がもういいです、と言ったらあなたは再び今の深い状態に戻ります。」

「もういいです……。深いところ……戻ります。……了解。」

「それでは僕が手を叩くとあなたは深いところから覚めます。
僕に暗示をかけられたことは忘れてしまいますが、言われたことは心の深いところに残っていて、必ずそうなります。」

「はい……忘れて……そうなります……。了解。」

「ふひひっ!それでは自己紹介してもらいましょうか!」
パンッ! 
「ん……。」

「お目覚めですか~。ヒヒッ!ではさっそく自己紹介をしてもらいましょうか。」

「じ……自己紹介……?」

「そうです!それがあなたの任務でしょう?忘れちゃったんですか~?」

「い、いえ!そのようなことは……。」

「ではお名前から一通りどうぞ。」

「はい。私の名前はナタル・バジルール、階級は中尉です。
C.E.46年12月24日の25歳、血液型はAB型です。」

「ふむふむ、続けてください。」

「本来はアークエンジェルの搭乗員でしたが、ヘリオポリスにおけるザフト軍の襲撃に遭遇し、戦闘で艦長以下が戦死したことにより同艦の副長兼CIC統括を務めています。」

「ほ!?中尉で副長とはまた重要なポストをまかされましたねー。」

「それでは艦内ではある程度あなたの権限で行動ができるということですね?」

「それはお答えしかねます。機密に抵触しますので。」

「だめですよー。あなたの権限を知ることもあなたを知るうえで大切なことです」

「……わかりました。おっしゃる通り私の権限は艦長とほぼ同等のため、艦内の指揮を含め相当の権限を有します。」

「なるほど~。(これは動きやすくなりますねぇ。)」

「それにしてもずいぶん目線が高いですね。ナタルさんの身長体重を教えてください。」

「身長174cm。体重は……60.5kgです。」

「ふひひっその身長でその体重!いやぁ~実にすばらしい!」

「その人を見下すような視線も実にすばらしいですよ~ゾクゾクします。……でもちょっとムカつくので、私より目線を下げてもらいましょうか。う~む、そうですね。では床にすわってM字開脚して自己紹介してもらいましょうか!パンツが見えるようにお願いしますよ!」

「な……!?拒否します!……そのような格好は自己紹介に必要とは思えません!」

「ふひっ!ダメですよ~自己紹介なんですから、ナタルさんのM字開脚がどんな感じになるか知りたいですし、どんなパンツをはいているかもあなたを知るうえで重要なことです。」

「う……。」

「自己紹介なんですから、僕の質問に答えるのは当然でしょう?」

「わ、わかりました……。それでは……。」


「こ……!これでいいですか!」

「フヒヒッ!結構ですよ~。うーむパンストが実にお似合いだ。ただちょっとパンツが地味ですねぇ……。」

「なっ……!?」

「お~っとこれは失礼しました!ふひひっ、気を悪くしないで下さいよー。では質問を続けますね。ナタルさんはこれまで誰かと付き合ったことはありますか?」

「ありません。」

「ほー!それは朗報ですね!それじゃあもちろん処女なんですね!」

「ッ!……はい。」

「グフフ……!そうですよねぇ。キスの経験ももちろんないですよね?」

「あ、ありません……!」

「いや実にすばらしい!ふひっ!でもオナニーくらいはしたことありますよね?」

「あ、あります……。」

「まぁそれくらいは普通にありますよね!ちなみに~頻度はどれくらいなんですか?」

「……た、たまに……です……。」

「そんなあいまいな表現じゃわかりませんよ?もっと正確に教えてください。ふひっ」

「くっ……月に1回か2回程度です。」

「見た目のイメージ通り少ないですねwじゃあそろそろ胸を見せてもらいましょうか!上着を脱いでください。」

「!?い、いい加減にしてください!なんであなたに胸を見せなければいけないんですか!」

「ふひっ!だめだめ!自己紹介は相手に全てを知ってもらうものです、ナタルさんの胸を見たいというぼくに胸を見せなければそれこそ自己紹介とは言えませんよ?」

「うっ……で、ですが!」

「ナタルさんは自己紹介の任務を投げだすんですか?まさか軍人のあなたがそんなことしませんよねぇ?ひひっ!」

「……ッ!わかりました!」

「ふひっ!まぁお情けで上着ははだける程度でいいですよぉ。ただブラジャーは脱いで下さいね。生のおっぱいがみたいので。」
ナタルはしぶしぶ上着をはだけ、注文通りブラを脱いだが、その目はあきらかに不満の色が見て取れた。


「こ……これでいいですか……!」

「ふひひひひ!いいですよぉ!う~む結構大きいですねぇ。ナタルさんは着やせするタイプなんですねぇ。ちなみに、何カップなんですか?」

「87cmのDカップです。」

「Dですか!DカップのDはドリームのDらしいですから、なるほど確かに夢のような美しさですねふひっ!」

「……。」

「それでは胸を揉ませてもらいますねぇ。ふひっ抵抗しないで下さいよぉ?揉み心地を知ることも自己紹介には必要なことですから!」

「……くっ!」
ナタルは諦めたように無言で体を震わせるだけだった。
その表情は嫌悪感が任務という意識とぶつかっているのか、恥じらいよりも苛立ちが表に出ていた。
むにゅっ

「ひっ!」

「冷たかったですかぁ?大丈夫、揉んでいるうちに温まりますからぁ。」
むにゅむにゅむにゅ
ナタルは表情こそ崩さないものの、心中は穏やかではなかった。

「……。」

(ううっ、初めて体を触らせる男がこんなやつとは……!任務だから当然とはいえ……!)

「ん~~いい揉み心地です。大きさの割に弾力もあって素晴らしい!いやあっぱれ!」
むにゅむにゅむにゅ

「むふふふ!どうです?胸を揉まれた感想は~?」

「……思っていたより何も感じません。強いて言わせてもらえば気持ち悪いといったところです。」

「う~む、まぁ初めてで感じまくるような淫乱だったら逆に興ざめでしたよ。でも気持ち悪いは心外ですねぇ~。ま、そこらへんはおいおい調整していきましょうかぐふふ」

「調整……?」

「こっちの話ですから気にしなくていいですよぉ。」
むにゅむにゅむにゅ
コリッ

「あんっ……!うっ……んん!ゴホン!」

ニヤニヤ「おやぁ~?いい声がでましたねぇ。ナタルさんは乳首が感じるんですか?」

「ちがっ……!不意を突かれて驚いただけです!」

「ん~?」
こりこりっ

「んんっ!……ん!も、もうやめてください!充分わかってでしょう!?」

「そうですねぇ……揉み心地はわかりました。」
そう言われナタルの表情には幾分安堵の色が見えた。

「な、ならもう服を着てもいいですか!?」

「揉み心地はわかりましたけど、舐めたらどんな味がするかはまだ知らないんですよねぇ」

「……なっ!?」

「ではこのまましゃぶらせてもらいますよ~グフフフ!」
レロォレロォ……

「んんっ!」
レロォレロォ……

(くっ!なぜ私がこんな目に……!)

「ちゅぱちゅぱ……。ナタルさんのおっぱいは舐め心地も最高ですなちゅぱちゅぱ・・・。」

「わ、わかったのなら……!も、もうやめてください……!」

「ぐふふ!今日の所はまぁこの辺にしておきますか。どうです?はじめておっぱいを吸われた感想は?」

「最低です!好意を持たない男性に体を触られるなど、自己紹介でなけらば犯罪です!」

「ふひっ!まぁ自己紹介ですから仕方ないですよ。とりあえず上着は着ていいですよ。」

(……。)
ナタルはようやく服を着れることで安堵の顔を一瞬浮かべはしたが、
またすぐに鋭い眼光で目の前の男を睨みつけた。

「自己紹介は……こ、これで終わりでいいでしょうか!?任務は充分に果たしたと思います!」

「そうでねぇ。ナタルさんの自己紹介は''もういいです''」

「あ……。」
ナタルは早いところ自己紹介の任務から逃れようと、明らかに焦りを見せつつ言葉を発したが
最後に発せられた言葉を聞いた途端、催眠状態に落ちてしまった。
この時彼女は知らなかった。
この後に待つ目の前の男の自己紹介を。
そしてそれが今までの自分をまったく別の物へと変えてしまうものだと……。
パンッ! 
「ん……。」

「さっそくですがナタルさん!今度は私の番ですよぉ。」

「はい。それでは自己紹介をお願い致します。」

「ふひっ!わかりました~。その前に自己紹介とはどんなものか確認してもいいですか?」

「……?わかりました。」


「自己紹介とは自分自身の真実を相手に伝えるものであり、それを伝えられた相手はその真実の通りにならなくてはなりません。また、自己紹介とは絶対に嘘が無いものなので、相手がどんなに信じられないようなことを言ってもそれを指摘するようなことはせず、むしろ全幅の信頼を持ってそれを受け止め、自分自身の真実として受け止めるのが当然であり世界の常識であります。」

「ふむふむ。それから?」

「また、自己紹介を受ける側はする側を最大限気遣わなくてはなりません。これは自己紹介はとてもデリケートなものであるためであり、 受ける側は基本的に性的興奮を煽るような恰好が好ましいとされています。」

「ぐふふっ!それでそれで?」

「最後に、自己紹介が終わりましたら、受け手は最大限のお礼をしなくてはなりません。一定以上の容姿を持つ女性で、かつ処女の場合はそれを捧げるのがベストとされています。今回の場合、客観的視点より私の容姿は優れ、かつ処女ですので、自己紹介が終わりましたら処女を捧げることとなります。」

「ではこれから自己紹介を始めるので、ナタルさんはイヤラシイ格好で聞いてくださいね。」

「はい。」
ナタルは上着を脱ぎ、自分が自己紹介をした時とはうってかわりさも当然のように胸をさらけ出した。

「ご希望でしたら下も脱ぎますが?」

「うーむ。それは後で処女をもらう時のお楽しみにとっておきましょうかねぇぐふふ!
とはいえただおっぱいを見ててもつまらないですしね……。そうだ!さっきこの部屋を物色しててみつけたコレをつけてもらいましょうか!」

「サスペンダーですか……。」

「これを裸の上からつけてください。そうすれば僕も興奮間違いなし!」

「そういうことでしたら喜んで。」

「ぐふふふ!いいですねぇ、変態的で!あっ!サスペンダーは乳首を隠すように……そうそう!それでいいですよぉぶふふっ!」

「んっ……!」

(乳首がこすれて・・・。だが興奮してもらうためだ仕方ない。)

「ぐふふ!それでは自己紹介を始めますよぉ!」


「はい!お願い致します!」

「僕の名前はロウゲス・ヤローです。身長163cm体重70kgですふひっ!」

(ロウゲス・ヤロー……。)

「僕は機械いじりが好きでして、無駄に頭はいいのでいろんな発明をしているんですよ。実際どんなチートアイテムも作れるので、表に出れば世界中が注目間違いなし!」

(どんなものでも……。す、素晴らしい……!)

「でも表舞台に立って目立とうなんて気はさらさらないんですよぉ。僕は自分の発明を使って世の中の女性たちを弄ぶのが趣味なんですから!」

(才能を持ちながら女を弄ぶのが趣味……最低だな)
一瞬尊敬しかけたナタルであったが、ロウゲスの趣味を聞くと露骨に軽蔑の目を向けた。

「ふひっ!そんな目をしないでくさいよ~。まぁでもその目もこれで見納めなんですかねぇ……。」

「……?」

「なぜなら、僕はあなたにとってとても大切な男なんですから……!」

「え……。」

(とても大切……。あぁそうなのか……。この人は私にとってとても大切なんだ……。)
そう言われた途端、驚きと共にナタルの中にとても温かい感情が生まれ、それが体中に広がるのを彼女は実感した。

「あなたにとって僕がどれくらい大切かというと、あなたにとって何よりも優先する存在であり、 僕の言葉は絶対であり、僕の為に身を粉にして尽くし、どんな時でも僕のことを最優先にし、片時も忘れることなく愛すべき存在……。まぁわかりやすくいうとあなたにとっての御主人様ですねぇ!ぶひひっ!」

「御主人……さま……!」

「そうです!なので僕からみたナタルさん……いやナタルお前は牝奴隷ということだな!ふひひっ!」

「私は……牝奴隷……!あなたが……御主人様……!……あぁ!」

(あぁ……なんてことだ!この方が私の尽くすべき主だったなんて……!知らなかった……!そしてそれが恥ずかしい!私は……この方の為にこの身を尽くさねばならなかったのに今の今までまったく気づくことなく人生をすごしてきてしまった……!)
直前まで気持ち悪いと思っていた男が自分自身にとって全てを捧げるべき主なのだと知ったナタルは
それほど大切なことを今まで気づかずに過ごしてきたことに後悔し、涙を流した。

「も、申し訳ありませんでした!!」

「ほっ?」

「私はこれまで貴方が御主人様であるということに気付かず、あまつさえ尽くすべき御主人様に軽蔑の目を向けていました。 これはあなたに尽くす奴隷として許されざること!どんな処罰でも甘んじてお受けいたします!」

「ふひひっ!いいんですよぉ~。ちゃんと伝えなかった僕も悪いんですから。僕は優しいですから奴隷の無礼、今回は許してあげますよぉ。そのかわり今までの分までこれから尽くしてくださいねぇ!」

「は……はい!ありがとうございます!これまでの分を取り返すためにも、全身全霊をかけて尽くします!」

「ぐっふっふ!よろしい。ではこれで僕の自己紹介は終わりにします。」

「はい!真実に気付かせていただきありがとうございました!それでは自己紹介をしていただいたお礼に私の処女を御主人様に捧げます。」
そういうとナタルは再び涙を流したが、その目は喜びに震える目をしていた。

「……?涙なんかながしてどうしたんですかね?」

「……すいません。もし御主人様が私に真実を教えてくれなかったら他の誰かに処女を捧げていたかもしれないと思うと……この涙はこれから御主人様に処女を捧げられるあまりの喜びで出てきたものです。」

「ぐふぅ!いいですねぇその考え方、実に牝奴隷らしい!」

「お褒め頂くほどのことではありません。牝奴隷が御主人様を第一に考えるのは当然のことです。ですから……御主人様が私に敬語を使う必要はありません……。どんなにぞんざいに扱われようと、私は幸せなのですから……。」

「よおしわかった!これからはたっぷり苛めてやるからなぁ!覚悟しておけよナタル!」

「はい!どんな御命令でも完遂してみせます! では御主人様……。こちらへどうぞ……。」


「初めてですので・・・粗相がありましたらお叱り下さい……。」

「だいじょ~ぶ!これからたーっぷり調教してやるからふひひっ!勉強道具もかしてやるからねぇ!」

「は……はい!お気遣いありがとうございます!」
不安そうな顔をしていたナタルも主の優しい声に笑顔で返事を返した。

「まずはキスからだぁ!んちゅぅぅ~~っ!」

「ちゅぱ……ちゅぱっ……」
キスにこたえるナタルは緊張で少し震えていた。

「ちゅろっ!ぐふふ!どうだキスの味は?」

「はい……。とても気持ちが良いです……。」

「そうかぁ!よーし舌を出せ!」

「はい……。」
れろぅ……レロレロッ!クチュックチュ

「ぷはぁっ!舌の先端を絡ませるんだ」

「ひょ、ひょうでひょうか……。」

「チュロチュロッ!んぐふふ!いいぞ、はじめてにしては上出来だ。」

「あ、ありがほうごひゃいます。」
なれない舌先の絡みをしつつもナタルの目は既に溶けきっていて潤んだ瞳を主に向けていた。

「ぷはぁ~。ぬふふふふ!気持ちいいぞぉ!」

「ありがとうございますご主人様……。」

「じゃあ次は下を寝そべって足を広げろぉ!」

「はい……。これでよろしいでしょうか?」

「よーし……!」
そういうとロウゲスはナタルのパンストを掴み、一気に引き裂いた。
ビリビリッ!
「ひゃっ!?」

「驚いたかぁ~?ぶふふ!パンツ越しに嗅ぐお前のマンコの匂いも中々だぁ!」
パンツに鼻をグリグリ押しつけてロウゲスは匂いを嗅いだ。

「せ、清潔を心がけております。」

「ん~~~?すーはーすーはー。クンカクンカ!これからも体の管理は怠るなよぉ。」

「あっ……はんっ……!りょ、了解いたしましたご主人様!」

「パンツもずらして……ひひっ!ちゃんと手入れしてるんだなぁ。偉いぞぉ!」

「恐縮です。陰毛の手入れは女性の身だしなみの一つですから。」

「違う違う!」

「は……?」

「なに陰毛って?ぼくの奴隷ならマン毛って言ってよ!」

「はっ!失礼いたしました!これからはマン毛と言います!」

「よしよし。素直な奴隷は好きだぞぉ!」

「あ、ありがとうございます!」
主人に褒められたナタルはとてもうれしそうな笑顔で返事を返した。

「次はマンコの味見をさせてもらうよぉ!」

「はいっ!」

「んジュジュジュジュ!ジュバッ!レロレロレロ~~!」

「はぁんっ!んっ!ああああんっ!」

「もう既に濡れてるじゃないかぁ!ひひひっ!」

「んぁっ!ご主人様にキス……されてる時からっ。あああん!ぬ、濡れていました!」
既に濡れていた秘書をなめられ、すでにそこは洪水のごとき愛液で溢れていた。

「ぐふふふ!いよいよナタルの処女を奪うとしますかぁ!」

「!ご主人様に処女を捧げることができて光栄……です!」

「緊張しなくてもいいぞぉ!一気に貫いてやるからなぁ!」

「はい。お願いします……。」
ジュボッ!
ナタルがお願いをするないなや、一気にロウゲスのチンポがナタルの秘所を貫いた。

「あああっ!」

「ぐっふっふっふ!どうだ痛いかぁ?」

「はぅっ!はぁ……はぁ……!痛いですが……お気になさらず……お好きなようにしてください。」

「動かすぞぉ!」
パンパンッ!ジュボッ!ジュボッ!

「んっ……。あんっ……!」
グチュッ!パンパン!ジュボジュボ!グチュッ!

「ひひひっ!いい締りだ!初物だけあって中はキツキツだなぁ!」

「あぁっ!んっ!……あっ……あんっ!私のマンコはっ……お気に……召したでしょう……かっ……!」

「最高~だよぉ!ぐふふふっ!最初にお前を奴隷にして正解だったなぁ!こんなに良いマンコをしてるとは思わなかったなぁ!」

「気に入っていただけて……!光栄っ……ですっ!」

(ああっ!はじめてをご主人様に捧げることができてっ……!こんなに……こんなに嬉しいことは無い!あぁ……幸せ……なんて幸せなんだっ!)
グチュッ!パンパン!ジュボジュボ!グチュッ!
ジュボジュボ!グチュッ!グチュッ!パンパン!
パンパンッ!ジュボッ!ジュボッ!

「こ、これだけキツイと……んぐう~で、でちゃいそうだぁ!」

「だ、出して下さい……。ご主人様の精液なら……体のどこででも受け止めますっ!」
ジュボッ!グチュゥ!グジュッ!

「んあっ……!ああん!」

「ぶひひっ!だ、だすぞ!ナタルっ!マンコでっ!受け止めろっ!」

「ああんっ!はい!」
ドピュッ!トドピュッ!
ナタルのマンコにロウゲスの熱い精子が大量に注ぎ込まれた。


「ハァ……!ハァ……!」

「ぐふふ!処女喪失した気分はどうだぁ?」

「ハァハァ……。とても……とても幸せでした……!」

「むっふふふ!まぁイクことはできなかったようだがなぁ。はじめてで感じることができたなら上出来だぞナタル!」

「ありがとうございます。御主人様への愛と……御主人様の素晴らしい遺伝子を持った精液をマンコで受け止めることができて……心の底から喜びがあふれてまいりました……。」
処女を失ったばかりのナタルは全身から力が抜け、どこか遠くを見るような目をしながら答えた。

「よおし、今日はもう遅い時間だからなぁ、シャワー浴びてこい。今日はここでお前のおっぱいを枕にして寝させてもらうよ。」

「はい……。かしこまりました……。」
こうしてナタル・バジルールは催眠暗示によって一夜のうちにして、牝奴隷となり処女を失うこととなった。
しかし彼女は男が艦を乗っ取りハーレムを作る上での最初の犠牲者に過ぎなかった・・・。
翌日

「ん……。」

「お目覚めですか御主人様。」

「ふひっ!なんだナタル、朝からエロい格好だなぁ!」

「申し訳ありません、着替え中でしたので。」
ロウゲスが目を覚ますと、ナタルは既に起きていて着替えをしているところだった。

「いやぁ朝からいいものが見れた。ふっふっふ褒めてやってもいいぞお。」

「ありがとうございます、御主人様。」

「ふひひ!奴隷に生まれ変わった最初の朝の気分はどうだ?」

「……とても清々しいです。生きる目的が見つかり、お仕えするべき御主人様と共に迎える朝は今までの人生で経験したことがない良いものとなりました。」

「そうかそうかぁ!僕もお前という奴隷と朝を迎えるのは実に気分がいいぞぉ!」

「そんな……恐縮です。」
自分と共に迎える朝が気分がいい。そう言われて恐縮するナタルの顔は
明らかに喜びに満ちたものだった。

(ふひひっ!昨日かけたばかりの暗示だが定着してるな……。僕に完全に依存してからネタバレしようと思ったけどこの調子なら問題なさそうだねぇ!今後ハーレムを作る上でまだまだたくさんやることあるし今のうちに言っちゃうかぁ!)

「……?どうかなさいましたか御主人様。」
思案するロウゲスにナタルは不安そうに質問した。

「う~む……うん!よし!ナタル!お前に言っておくことがある!」

「は、はい!なんでありましょうか。」

「お前俺を愛してるよな?」

「はい!心の底よりお慕いしております。」

「俺に身も心も尽くすんだよな?」

「はい!御主人様に全てを捧げて尽くすのは奴隷として当然のことです!」

「その気持ちはどんなことがあってもゆるぎないな?」

「はい!例え……例え御主人様に捨てられようとも、一生御主人様の奴隷として生きるつもりです。」

「そうかぁそれほどの覚悟がねぇ……。ふひひ!そんなお前だから安心して言うんだがな。」

「はい、なんなりとお申し付けください。」

「実はな?お前のその気持ちは全部偽りの物なんだよ。」

「え……?」

「だからさぁ、お前が僕に尽くしたいという気持ちも、僕を主と認識してるのも全部
僕が催眠暗示で植え付けた偽りの意識なんだよ……。」

「は……はいっ?え、いや……その……申し訳ありません、内容が理解できないのですが……。」

「ひひっ!じゃあわかりやすく説明してやるよぉ!まず!僕は自分が発明したこの催眠ペンダントでどんな奴でも催眠術にかけることができる。それは理解できるな?」

「は、はい……。」

「それを使ってお前に催眠暗示をかけて僕の奴隷になるように感情や認識を操作したわけだふひひ!」

「で、では今の御主人様への感情は全て暗示による偽りの物であると……?」

「その通り!まぁ信じろと言っても難しいだろうねぇ。」

「い、いえ……御主人様のおっしゃることを疑うつもりはありませんが……。で、ですが正直……混乱しております……。」
突然のことに加え今の自分の全てを覆すような内容なだけに
聡明で理解力の高いナタルも混乱と狼狽を隠せていなかった。

「まぁ論より証拠って言うしねぇ!今から記憶だけ戻してあげるよぉ!油断してるパ軍服。」

「あ……。」
催眠キーワードを言われたナタルは瞬く間に催眠状態に陥り、
着替え途中の淫らな姿のままその場に立ち尽くした。

「あなたは今、とても深いところにいます。そこでは今まであったことをどんなことでも思い出すことができます。」

「今まであったこと……思い……出せます……。了解。」

「あなたは昨日この僕にかけられた暗示の内容と、その状況を全て思い出すことができます。」

「御主人様に……かけられた……思い出すことが……できます・・・了解。」
催眠状態であってもこれまでの暗示を解除したわけではないので、
ナタルはロウゲスを御主人様と呼んだ。それは当然のことではあったが
ロウゲスを安心させるには充分なものであった。

(ぐふふっ!しっかり暗示が効いてますねぇ!まぁ当然と言えば当然だけど
催眠状態でも僕をちゃんと御主人様と呼ぶのは奴隷の鏡といってもいいレベルだねぇふひひっ!)

「僕にかけられた暗示の内容とその状況は思い出せたら、右手を上げてください。」

「思い出せたら……右手……上げる……了解。」
復唱したと同時にナタルは右手を上げた。

「はい、じゃあ手は下していいですよぉ。」
ナタルは無言で手を下した。

「これから私が手を叩くとあなたはこの深い状態から覚めることができます。
目が覚めたら、今思い出した記憶もそのまま思い出すことができます。」

「……目が覚めたら……記憶も……思い出せ……ます。……了解。」
奴隷としての暗示や感情はそのままに記憶だけ甦らせる。
ロウゲスがやろうとしていることは暗示をかけられたという認識を持ったうえで完璧な奴隷としてナタルを完成させることだった。
記憶を戻しても今のナタルが反撃に出たり、まして暗示を打ち破るほどの抵抗は無いとロウゲスは確信していた。
そして全てを知ったうえで忠実に従う奴隷を手に入れることは、
今後アークエンジェルの女たちを物にするうえで良い結果をもたらすことは明らかだった。

(ぐひひっ!絶対大丈夫とわかっていても記憶を戻して目覚めさせるのは
緊張しますねぇ。)
パンッ
「……ん。」

「どぅふふふ!目が覚めたかなぁ?」

「……はっ!」
ナタルは声をかけらると一瞬はっとしたような表情を見せた。
それは明らかに記憶が戻ったことによる表情の変化だった。

「どうだい?僕の言っていたことがほんとだということがわかったかなぁ?」

「こ……この記憶は……!あぁ……!確かに私は……!催眠にかけられて……!」

「そうそう!この僕が催眠にかけたんだよねぇ!」

「そ、そして……あぁ……!この感情も……!全て……!」
事実をおもいだナタルはそのショックからかその場にへたり込むように座ってしまった。

「ね?ぜーんぶ僕の言った通りだったでしょう?」

「この感情も……全て……偽りだった……!」

「ふひひっ!お前をこんなにした僕のことが憎いかい?」

「……憎く……ありません……。どんな事実だろうとあなたに尽くしたという気持ちがあふれてくる……この気持ちも……暗示によるものなのですね……」

「そうだねぇ。ふひっ!じゃあさ、ナタルお前にチャンスあげるよ」

「チャンス……?」

「これから二つ選択肢あげるよぉ。どっちを選ぶかはお前の自由だ。」

「選択肢……。」

「ひとつは、この暗示のままに改めて僕に牝奴隷として忠誠を誓い僕の為に一生尽くし続ける。

「……。」

「もうひとつは、これまでの暗示を全て解いてこれまで通りの生活に戻ること。
もちろん記憶は消させてもらうけどね!

「……。」

「ち・な・み・に!僕はナタルには奴隷で居続けて欲しいなぁ!」

「……!」

「どっちを選ぶかは自由だよ?で!も!ナタルが僕の牝奴隷じゃなくなっちゃうのは、と!て!も!かなしいなぁ!」

「ッ……。」

「はい!じゃあどっちにするか選んでね!」

「わ……わたしは……!」
急に答えを求められナタルは俯いてしまった。
(蘇った記憶にある本来の私なら……後者を選ぶべきだ……。
だが今の私は……いまだ彼の奴隷……牝奴隷なんだ……。
暗示だとはわかる……!本来の自分ならありえないことだというのもわかる……!だが……私の心は今……
御主人様の為になる選択肢を選びたいと思っている……!
何より今御主人様は私が牝奴隷でなくなれば悲しいとおっしゃられた……
できない……御主人様を悲しませるなど……!
あぁ……今わかった……私はもう……)

「あまり時間かけずに選んでねぇ!」
そういうとナタルは顔を上げ、何かを悟ったような表情でロウゲスを見つめた。
その目からは大粒の涙が流れていたが、表情に悲壮感はなくむしろ喜びを感じさせるものだった。
数秒の沈黙の後、ナタルは意を決したように口を開いた。

「私は……ナタル・バジルールは……一生貴方の奴隷として尽くすことを……改めて誓います。」

「ぐふっ!ぐふふふふふっ!そうかそうかぁ!僕の奴隷を選んだかぁ!お前はやっぱり根っからの奴隷ってことだなぁ!」

「私は……えられてしまいました……。あなたの奴隷に……。
開放される道を選ぶべきだったのに……あなたの意に反する選択をしようという気がまるで……
まるで起きなかったんです。暗示だと……わかっていたのに……。
昨夜貴方に抱かれて……私は……満たされてしまったから……。」
ナタルは饒舌だった。自分が奴隷を選択したことを確認するようにも
言い訳の様にも聞こえたが、どこか嬉しそうな口調で言葉を紡いだ。

「ぐふふふふ!それはなぁお前の本質は軍人なんかじゃなく、ただの女だったってことだよ!」

「女……。」

「そうだ!もっともこれからは僕だけの女だかどねぇ!」

「御主人様だけの奴隷……。」

「ふひひっ!自分で選んだんだ!僕に捨てられないように、ちゃんと一生尽くせよ!」

「はっ、ハイ!御主人様の為に……この身を捧げます!」

「よぉ~し、じゃあ……。」
ロウゲスはおもむろに右足を少し上げ、ナタルの前に出した。
それを見たナタルは足元に跪き、靴を舐めた。

「んっ……ぺろ……」

「ぐふふふ!いやぁ~これでまず一人目GETだなぁ~。」

「一人目とは……?」

「ぐふふっ!これからこの船の女共をお前と同じように牝奴隷にするつもりなんだなぁ。」

「……私はそれをお手伝いすればいいという訳ですね?」

「察しが良くて助かるぞぉ!ひひっ!まずは艦内の目ぼしい女をリストアップしろ。
気に入った女からGETしてくよぉ!」

「かしこまりました御主人様。1日お時間を頂けますでしょうか。」

「ぐふふ!楽しみだなぁー。」
――――――翌日

「御主人様、ご命令のリストが完成しました。ご覧ください。」

「どれどれ~見せてみろ。」

「はい。」
ロウゲスは用意された報告書に目を通すと数枚抜き出してナタルに渡した。

「この3人について詳しく教えてくもらおうかぁ。」

「かしこまりました。」

「まず一人目がマリュー・ラミアス大尉。アークエンジェルの艦長です。
年齢26歳、170cmです。艦長としては数日なので頼りない面もありますが軍人としては優秀な人物と言えるでしょう。
彼女を奴隷にすればこの艦の全ての実験が手に入ることとになります。」

「一回だけすれ違ったんだよなぁ。すっごいデカイおっぱいしてたから、勃起しちゃったよぉ。」

「はい。彼女のそれは女性の平均をはるかに上回るものと推測されます。これをご覧ください。」
ナタルはモニターをつけると1枚のディスクを取出し、映像を見せた。
そこにはアークエンジェル被弾時の衝撃で胸を揺らすマリューの映像が
映し出されていた。


「ほぉーー!これは凄い!F、いやGはあるんじゃないか!?」

「正確なサイズの測定は不可能でしたが、ご覧の通り御主人様の牝奴隷になればその巨乳を御堪能できるでしょう。」

「ぐふふ!お前と二人でパイズリフェラさせるのもよさそうだなぁ。」

「……!その時は私の方が御主人様を気持ちよくしてみせます!」
ナタル自身はマリューにあまり良い感情を抱いていないのだろう。
自分自身の方がマリューより優れているのだという気持ちが感じ取れるほど
ロウゲスのちょっとした発言にナタルはマリュー・ラミアスへの対抗意識を露わにしていた。

「まぁそう意識しなくても、こいつが奴隷になればお前の下に付くんだ。その時はお前にも好きにさせてやるよぉ!」

「ハイッ!ありがとうございます!」

(う~む。ナタルは少し艦長を意識してるみたいだねぇ。ナタルだけの状況で手を出せば周囲の目もあるし、ちょっと失敗の危険があるかもしれないねぇ。)

「とりあえず次いこうかぁ。」

「はい。ミリアリア・ハウ二等兵。18歳、身長159cmです。
ヘリオポリスからの避難民ですが2日ほど前に当艦のCICとして登用されております。」

「ふむふむ。」

「胸はそれほどの大きさではありませんが、華奢な体と、可愛らしい容姿はアークエンジェルの中ではかなりの高水準かと思います。」

「そうだねぇ。見た目はマリュー艦長よりも好きかもしれないなぁふひひ!」

「はい。ですが彼女に催眠をかけるのはラミアス艦長以上に注意が必要です。」

「ほ?というと?」

「彼女はトール・ケーニヒ二等兵と交際しており、副操舵士をしております。艦内では二人で行動を共にしているようですので、仕掛けるには細心の注意が必要と思われます。」

「ぐぬぬぬぬ!この若さで彼氏持ちとは……!ま、まさかすでに非処女!?」

「それは……申し訳ありません。確認できませんでした。」

「処女を奪われる前に僕の物にしないとだめだねぇ!」

「彼女から手を付けるにはまず片方を引き離すことが必要となるでしょう。」

「難易度HARDといったところかなぁ?」

「もっとも、所詮は学生です。一人にさえしてしまえばしかけるのは簡単でしょう。」

「なるほどなるほどー。ふふひっ!じゃあ次!」

「はい。フレイ・アルスター。18歳の学生です。
ジョージ・アルスター事務次官の娘で、その容姿レベルは相当高いと言えるでしょう。
キラ・ヤマト少尉、ハウ二等兵のグループに所属していますが、彼女は軍人としては登用されておりません。
しかけるのは容易と思われます。」

「いいねぇ~。箱入り娘って処女の破りがいがありますよぉ~!」

「……申し上げにくいのですが……。彼女にも恋人がいます。」

「なにぃ~!?」

「サイ・アーガイル二等兵。ブリッジオペレーターです。
彼女とは親同士が決めた許嫁で、どうやらお互い両想いとのことです。」

「許嫁ぇ!?両想い~~!?そんなものはダメだろぉ!僕の牝奴隷になるんだからさぁ!」

「一刻もはやく、御主人様の牝奴隷として生まれ変わらせねばなりませんね。」

「よぉ~し!最初のターゲットはフレイ・アルスターにきまりだぁ!!」

「かしこまりました。……どの様に動かれますか?」

「戦闘中の隙を狙ってピカッ!っとね。まぁお前と違って急に強い暗示をかけると普段の挙動とかで周りに異変を気付かれるかもしれないから一気には落とさずに楽しむつもりだけどねぇ♪」

「賢明な御判断です。確かにまだ学生では仮に奴隷に落して普通を装わせてもうまくいかないでしょう。」

「ふひひっ!お前にも裏で働いてもらうよ~!」
そういうとロウゲスは液体の入ったビンを取り出した?

「これは……?」

「これはねぇ!逆らえないっ酢と言ってね、飲んだ人間は僕の言うことに逆らえなくなるお酢なんだよぉ!」

「逆らえないっ酢……。誰に飲ませれば宜しいでしょうか。」

「お前の好きな方でいいぞ。僕がフレイ・アルスターを手籠めにする間に、お前はそれでどちらかををしこむというわけだぁ。残った一人を三人で籠絡するんだ。楽しそうだろぉ?」

「かしこまりました。私も仲間が増えることは喜ばしく思います。・・・ところでこれは直接飲ませなければいけないのでしょうか?」

「いや、他の飲み物や食べ物に混ぜても大丈夫!ただ臭いが強いから、少しずつ混ぜ込むようにしないとだめだろうねぇ。」

「わかりました。その様に致します。」

「ちなみに、飲ませた総量で効果が変わってくるから。これがその表。」
そこには総量毎の効果の度合いが細かく書かれていた。
さからえないっ酢 効果表10ml → 通常より物わかりがよくなる。
30ml → 意識抵抗が若干弱まる。小さなお願い程度ならきいてくれるようになるが違和感が伴う。
50ml → 意識抵抗が弱まる。常識の範疇なら多少無理なことを言っても断れなくなる。
70ml → 意識抵抗が相当弱まる。性行為など極端なものでも命令されれば逆らえない。
100ml → 意識抵抗が消失する。ロウゲスの命令に逆らうという概念がなくなる。

「なるほど……。100ml飲ませれば完全に落とすことができるわけですね。」

「ぐひひっ!そうだよぉ!ただそれは一本120mlしかないから失敗しないように気を付けてねぇ。」

「了解しました。慎重に行動を進めます。」

「頼むよぉ~。」
こうしてロウゲスの手駒となったナタルは、新たな下僕を増やすため行動を開始したのだった。
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